見た目は地味だけれど、日本の食卓に欠かすことのできない野菜、ごぼう。きんぴらや豚汁、煮物やサラダと、普段の食事はもちろん、おもてなしや季節のお料理にも大活躍の野菜です。
　豊かな大地の恵みをたっぷり含んだその味わいと薫りは唯一無二。その一方で、ささがきやアク抜きなど、下ごしらえや調理に手間のかかる野菜というイメージがあるかもしれません。
　私たちは、日本優数の野菜生産地である茨城県鉾田市を本拠地に、50年間、愛情を持ってごぼうを育ててきました。
　本当においしいごぼうを、食卓で手軽に味わってほしい。面倒な手間を省いて、さまざまな形でごぼうを楽しんでほしい。お子様からお年寄りまで、幅広い世代にごぼうをもっと好きになってほしい。
　そんな想いから、私たちはごぼうの生産だけでなく、ごぼうの加工・流通までを一貫して行っています。これまでごぼう栽培はもちろん、衛生管理やカッティング、加工・冷凍処理・パッケージング・国内流通にいたるまで、すべて自社で厳しく管理し、より高い品質の商品をお客様のもとへ届けることを目指してきました。そして創業50周年を迎える現在では、ごぼう商社として日本一の規模を誇るまでになりました。これもひとえに、長年ご愛顧いただいているお客様のおかげと心より感謝しております。
　過去50年の間に、日本の食文化は多様化し、食事の形態もさまざまに変化しました。しかし、ご家庭で、あるいはレストランで、食卓を囲んで味わう喜びに変わりはありません。ある人は家族の健康のために、ある人はもっと手軽な料理のために、またある人は外食先で、私たちのごぼうと出会うことがあるかと思います。その時、素材本来のおいしさで感動が生まれるような商品づくりを目指して、これからも日々努力を続けていきたいと思います。
　これまでの50年の感謝とごぼうへの変わらぬ愛情を胸に、この先の50年もまた、お客様のご期待に答えることができるよう、社員一同がんばってまいります。

　ごぼうをイメージしたしなりのある線で描いた「米川」の字を円の中に落とし 込み、月見窓や老舗感を表現したブランドロゴマークです。国産にこだわりたい、生産者との連携を大事にしていきたいという想いから、「 日本らしさ」を重視したデザインにしています。米川商事の「チームカラー」である米川ブルーには、50周年を区切りに一新をはかりつつ、継承していくという信念が込められています。また、優しく暖かみのあるロゴタイプには、素材本来のおいしさを食卓へ届け、安心して米川のごぼうを味わってほしいという願いが込められています。

　創業時から米川が大事に継承してきた3カラ［　赤：太陽、青：水、緑：大地　］
創立50周年を迎えられたのも、皆様のご支援ご愛顧の賜物と心から感謝し、より一層のサービス向上、安心・安全をお届けすることに努めていくことを「50」に込め、アニバーサリーロゴを作成いたしました。